
丸くくりぬかれた壁から出ているのは、女の秘部だ。
脚は壁に取り付けられたベルトによって固定されているため、ヒクヒク動く穴もキュッと締まった菊門も、集まった観客全員に丸見えだった。
“壁尻”ならぬ、”壁ま●こ”とでもいおうか。それが十ほど、等間隔で並んでいる。
「では、本日最初の試作品を試してみましょう!」
マイクを持った男が言う。彼のもう片方の手に握られているのは、怪しげな玩具だ。
女性の秘部を覆うためにあるような先端が印象的だ。
男はそれを、すぐ近くの”壁ま●こ”に近付ける。
そして。
「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ん”!」

プシャアアアアア!!!!!!
玩具をぴったりと秘部に密着された瞬間。
“壁ま●こ”が悲鳴を上げて潮を噴いたのだ。
観客がワッと盛り上がる。
「おいおい、早すぎるだろ!このバカま●こ!試作品の使い心地くらい言えよなあ!たく……」
呆れた男は、マイクを口元に寄せて観客に苦笑を向ける。
「出来損ないの”壁ま●こ”が失礼致しました。まあ、それだけ強力だということでしょうが、もう少し試してみますからご安心を!」
次に男は、潮を噴いてピクピク震えている”壁ま●こ”の隣に移動し、また玩具を試す。
ピトッペロペロペロ………
「ンヒィィィィィィィィィィ!!!!!!」
またもや、”壁ま●こ”が悲鳴を上げて潮を噴いた。
おおっ、と観客がさらに盛り上がる。
「こらっこらっ!そんな簡単にイッたらつまらんだろうが!いろいろ試しようがあるってのに!ええい、こっちはどうだ!?」
ピトッペロペロペロペロペロペロ!
「あはぁああああああああああん!!!!」
「次は!?」
「おほおおおおおおおおおおお!!!!!」
「くっ、次!」
「ん”お”お”お”お”お”お”お”お”お”お”お”!!!!!」
試すとすぐにイッてしまうので、男は仕方なく次の”壁ま●こ”には、先に口で愛撫しました。
舌で丹念に舐め、たまにチュッとキスをする。
「アンッ♡アッ、アッ、アッ♡はぁぁぁん!」
ふりふりと揺れる“壁ま●こ”。感じているのは一目瞭然だ。
「気持ちいいか!?どうなんだ!」
「んっんっんっ♡はい♡きもちーです♡」

「よーし!じゃあお次はコレだ!」
ピトッ!
ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ……
ちゅ……ちゅ……ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ……
「オ”ッ……!?ンおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「いいぞおおお!よし、イケ!盛大に潮噴いて無様にイケ!オラ!イッちまえ!」
「おほおおおおおおおおおおおおおんんんんんん!!!」
ブシャアアアアアアア!!!!
飛び散る潮に、観客は全員起ち上がって拍手をした。


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